年齢が上がると転職は難しくなる!

今の時代、転職することは珍しいことではなくなりました。スキルアップをしてさらに条件の良い仕事を捜す人は少なくありません。しかし、年齢が上がると希望通りの仕事に就くのは難しくなります。

20代だと新卒に近い条件で採用されることがよくありますし、30代半ばまでは求人も多く比較的容易に転職が可能です。ところが、40代を過ぎると求人は一気に減り、希望の職種に転職することは困難になります。職種としてはデスクワークの仕事は非常に少なくなり、工場のような現場での仕事が主体になってきます。

さらに50代になると警備員や清掃、調理といった仕事以外にはなかなか仕事が見つかりません。求人には年齢制限はないように書かれていても、面接に行って「50歳です」と言っただけで不合格になることも珍しいことではないようです。ですから、会社の倒産ややむを得ない事情で仕事を辞めて転職しなければならなくなった場合には、ハローワークの就職支援プログラムなどを使って、新たにできる仕事の資格を取ったり、既に持っている資格を実践に活かせるようにトレーニングを受けることも考えたほうがいいかもしれません。

40代の人でもこのプログラムを使って電気工事士やボイラー技士の資格を取り、それまでとは違った仕事に転職し着実に働いています。また、大学を卒業してからずっと使っていなかった薬剤師の資格を活かして50代で仕事に就いた例も耳にします。このように、何らかの資格を持っていることは転職には非常に有利なのです。